オデッセイブレーキ交換 [オデッセイ]
ハイエースが来てから2ndカーとなってしまった我が家のオデッセイ。
もうすぐ車検という事もあって、ブレーキの交換を実施しました。
走行距離は、8万弱。
ぱっと見まだパッドも行けそうでしたが、フロントローターが石でも噛んだままブレーキしたの?って感じの溝が出来ていたのでローターも交換し、もちろんブレーキフルードも交換でブレーキ周りを一新することにしました。
物はディクセルのローターとパッドを準備。
ローターは、PD(プレーンディスク)でよかったのですが、PDにスリットを入れて販売している所があったので見た目重視?でそちらを買ってみました。ディクセルのSD(スリットディスク)を買うより安かったです。
↑スリットが入っています。
まずは、リアから交換。リアはパッドのみです。
ホイール外します。
↑15mmのスペーサー?を入れています。ちなみにダウンサスはタナベのNFでリアツライチになりました。
キャリパー裏の14mmとホースを止めている12mmを外せば簡単にキャリパーが持ち上がりパッドが外せます。
パッドを外すと、お知らせバーに対し3mm程度余裕がありまだ使えそうな感じでした。
8万キロつかってもこんなもんだと思うと純正って長持ちしますね。
ただ、上の写真のパッドはピストンから押されるパッドで、反対側の外側のパッドの方が減りが多いです。
これは前後どのパッドにもすべてに言えることでした。
↑上が外側、下が内側(パッド側)
ちなみにディクセルの製品にはこのようなステッカーが付いてきます。
左が今回つけるディクセルのパッドです。
右の純正はこれで8万キロの走行と考えるとまだまだ行けた感じです。
ディクセルのは面取りがしてあってそのまま装着することにしました。
パッドプレートはパッドグリスがたっぷり塗ってあったので綺麗にします。
ピストン側のパッドには外側がメタル、内側に樹脂の2枚構成のプレートになっています。
メタルのプレートは大分汚れていたのでマザース(ピカールみたいなもん)で磨きました。
後はピストンを戻すのですが、過去の経験ではウォーターポンププライヤーでも幅が足りずかなり苦労した記憶があります。
今回は工具箱に入っていた、ジョイ本で400円くらいでかったラチェット構造のプレス?を使ってみました。プラスチック製なので期待していませんでしたがガングリップを握ってプレスしていくとあっさりピストンが戻りました。
後はNEWパッドを組んで戻します。
キャリパーの14mmのボルトは変に錆びていました。
新品を用意していなかったので、ブラシで磨いてスレッドコンパウンドを塗布して組み込みました。
これでパッド組み込み完了。
次はフルードの交換です。
マスターから遠いほうからやった方が良いとの事なので、リアから交換したのでした。
↑これが7年。8万キロ無交換のブレーキフルードです。
ホントは車検のたびに交換するのがベストなのは重々承知していますが、気づけば今に至ります。
真っ黒ですね。
キャリパーにバイクで使っているワンマンブリーダーをつけて、シュコシュコと作業します。
ここでマスターからフルードがなくなると色々大変なのでカミさんの手をかりてマスターへフルードの補充とブレーキの踏み込みをお願いしました。
最初はブレーキ踏まずやっていましたが(普段、バイクならそれでも結構抜けるので)、途中からブレーキ踏むとフルードの出方が全然違うのに気づいてから、作業スピードはアップしました・・・。
これで1輪終わり。ホイールつけて終わります。
一応、トルクレンチでホイールナットを閉めています。
その後、もう片方のリアも同様に作業し、次はフロントです。
↑これが今回ディスク交換もしようとおもった謎の溝です。
写真だと浅そうですが、現物は結構深いです。
普通なのかな?よく分かりません。
ディスクを外すのは簡単です。
キャリパーを止めている17mmのネジを2本外して
皿ネジ2本を取れば外れます。
皿ネジは最初からインパクトドライバーで緩めました。
↓皿ネジ取ればサービスホールにM8のネジを2本入れてちょっとづつ閉めていくとディスクが前に押し出されて外せる構造です。
皿ネジは新品を用意しました。
その後は新品ディスクをつけて、
パッドをリアと同じように入れれば完了。
フロントのパッドも残量はまだありました。
フロントのフルードの色はひどかった・・・。
真っ黒。
順調にエア抜きをして、最後はリザーブタンクのフルードの色はこんなに綺麗になりました。↓
最初と全然違います。
肝心のブレーキの効きはというと、ちょっとその辺走った感じでは当たりが出ていないのか何も変わりません。
もうちょっとしたら違いが多少でるとうれしいんだけど。
これにてブレーキ交換は終了。
オデッセイもまだまだがんばってもらわないといけないので、今回の車検に向けては色々リフレッシュしてあげる予定です。
ご覧の方は、ブレーキは重要部品ですので、作業についてはディーラーでの作業をお勧めします。
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